第37回中学バスケットボール全国大会

2007.8.21

予選リーグが始まった。各ブロックの1位とその他抽選により2チームずつが振り分けられ、3チームのリーグ戦が行われる。塩浜は、四国ブロック1位の香東川中学、そして、山形ブロック1位の陵東中学のブロックに入った。決勝トーナメントは、2チームが出られる。2勝もしくは1勝1敗で勝ち上がりが決定することとなる。情報によれば、四国ブロックには、185センチのオールラウンダーと195センチの大型センターがいるらしい。しかし、塩浜は大きさだけで勝ち進んできたわけではない。塩浜の走るバスケット、1対1、そして、モーションオフェンスなど多彩なチームプレーを持っている。さあ、いよいよ全国の舞台の一戦目が始まる。

対 香川中学校 (四国ブロック1位)

2007.8.20

関東大会3位、全国大会の切符を手に入れた。いよいよ全国大会へ出発。今年は、山形で全国大会が行われる。
朝、選手たちは、新幹線に乗り山形へ向かった。午前中は公開練習のために、山形県体育館へ行き、最終調整を行った。その後、お昼に、あとから向かった1年生と合流し開会式が行われる、山形総合スポーツセンターへ向かった。
全国から集まった48校が揃い、式が始まった。塩浜開校以来の快挙。今まで、選手たちが目標としてきた舞台にようやく立った。これからが本当の力を出し切る最高の舞台となるだろう。

全国の舞台。いよいよ試合が始まります。恒例のキャプテンの3P!!別に入る入らないで試合が決まるわけではないけれど、「あっ!!ナイスシュート!!シュートが成功し、全員のモチベーションが一気に上がった!!

対 陵東中学校 (山形県2位)

両チームともマンツーマンでスタートした。情報通り、アップのときに、相手の5番はダンクをし、高さを見せつけていた。5番は塩浜13番のセンターが、問題の6番には塩浜の4番がついた。試合が始まり、塩浜の4番のディフェンスの目の前で、相手のエース6番がいきなりドリブルから3Pを決めた。その後、6番が連続得点をし、相手のペースになりかけたが、塩浜11番のシュート、13番のゴールしたで得点をとり、7番得意の3Pで得点をとる。1Pの後半、やはり6番を起点に7番や14番に得点を入れられる。最後には連続して6番に4点を取られ、23対15で1Pを終え、塩浜はなかなかリズムに乗れず、また、相手の6番からの攻撃をどう止めるかに戸惑っていた。2P塩浜は、ディフェンスをゾーンに変えた。塩浜得意のソーンからのリズムを作るためだ。そして、6番には、塩浜の12番がついた。12番のディフェンスがうまくいき、6番のシュートは止まったものの、6番からのパスによって、5番が得点を取り始めた。塩浜のオフェンスは、ディフェンスがうまくとめられないため、リズムがつかめない。12番11番13番で得点は取るが速攻がなかなかでない。2Pは19対14で、前半は、13点差で終了した。
後半、塩浜は、リズムを掴むために、2-2-1のゾーンプレスから、1-1-3ぎみの2-3へオフェンシブなディフェンスに切り替えた。しかし、相手の6番が再び得点を取り始めた。3Pだけで、連続18点と取られた。塩浜も、やられてばかりではなく、13番のゴールそして、5番の鋭いドライブ、7番の3pで得点をとる。3Pで24対16となった。4Pになり、13番11番と得点を重ねる。しかし、6番の連続3pやドライブで、得点を取られ点差がひらいてしまった。そして両チームとも控え選手を出した。、塩浜の18番や17番がいい動きを見せ、ドライブやシュートを決め、ゲームが終了した。4Pで30対16の点がついた。

対 姪浜中学校 (福岡ブロック1位)

決勝トーナメント1回戦

○香東中学 96対61 塩浜中学●

予選リーグ2試合目。負けられない一戦が始まる。相手は、山形県2位。高さでは、塩浜が勝っている。相手のスピードやテクニックがどの程度か、まったくデーターの無い中での試合となった。

高さを生かして、塩浜は、1−3−1のゾーンを組んだ。対する相手は、スリークウォーターからの1−2−2ゾーン。作戦通り、まずは、高さを生かして塩浜の13番を中心にゴール下を攻め、リバウンドを制覇する。相手は、3pなど、外からのシュートを得意とするチームであったが、シュートがなかなかか入らず、13番のリバウンドから塩浜の速攻が決まる。7番の3pから入り、モチベーションがあがり、5番のドライブイン4番のミドルシュートが決まる。相手は、シュートが決まらず、15番のセンターにボールを集めるもののなかなか得点することができない。1Qは15対13と2点リードで終えた。塩浜は2戦目ということもあり、これから後半にかけて体力の心配がある。対して相手のシュートが決まりだすと怖い。2Qが始まり、塩浜1−1−3ぎみの2−3を組み、相手のアウトサイドをつぶし、ゴールしたのリバウンドをしっかり取るというスタイルになった。相手は、攻めきれず、4分間ノ−ゴルとなった。その間、塩浜は速攻やゴールしたで得点を決め、点差を広げた。しかし、13番の3pが3本決まり、シュートが入りだした。結果29対31と2点差の逆転を許し、前半を終えた。3Q塩浜は足が動かなくなり始め、ミスが多くなったが、5番のドライブを中心に相手のディフェンスをかき回し、12番11番13番とゴール下にボールを集めた。相手は、流れがつかめず、その間、塩浜は一気に得点を重ねた。3Qで逆転し6点リードした。4Qは、お互いの得意とするところを攻めたが、相手は、塩浜のゴール下をファールで止め、塩浜は、確実にフリースローを決め、62対56で勝利した。これで1勝1敗となり、次の試合結果を待つのみとなった。

○塩浜中 62対56 陵東中学●

香東と陵東との対戦は、予想では、香東が大差で勝つと考えていたが、エースが止められ、ファールアウトし、後半まで負けいた。かろうじて香東が勝ち、塩浜は2位通過で、決勝リーグへ進んだ。
全国の強豪が集結し、決勝トーナメントが始まった。8ブロックから2チーム計16チームがトーナメント形式で優勝を争う。優勝候補といわれた山形第六、姪浜、東海大四、玉名などは予想通り勝ち抜け、その中の姪浜が塩浜の第一戦目となった。(これは、昨日決勝トーナメント決定チームによる抽選があり決められた。)相手の不足はない。さあ、走れ、塩浜!!

注目選手は、7番のアマースィ。NBAのように動き、1対1はとても能力の高さを持つ。1Q、塩浜はマンツーでスタート、対する姪浜は2−2−1のオールコートプレス。先に得点を入れたのは、塩浜5番のドライブだった。幸先のいい、そして連続して、11番のジャンプシュートが決まった。これはいける!!と思ったが、そう甘くは無い。相手の4番の3pシュート、7番のドライブが次々と得点をあげ、あっと今に得点され、ゾーンプレスに対応できず、31点という得点を取られた。塩浜は、8点という点数に抑えられてしまった。2Q、塩浜は1−3−1のゾーンに変えた。相手がなかなか攻めきれず、明らかに得点が止まった。これを気に、猛反撃!!11番4番ともに得点を取り、ディフェンスはみんなで守った。9対10で、1点多く取ったものの、1Qの大差を埋めることはできなかった。しかし、これで、相手の苦手とするものが見えてきた。3Qからディフェンスを変え、2−2−1から2−3とし、またもや相手を混乱させた。その間、塩浜のゴール下13番が得点をあげ、徐々に点差をつめ、12番の3pやジャンプシュートが決まり、ここぞ一番の塩浜らいしプレーを見せた。しかし13対15と2点多く取ったがやはり、1Qの得点が響く。最終Q、塩浜は2−2−1のオールコートプレスを仕掛けるが、相手の7番の見事なドリブルでプレスを破られた。塩浜はゴール下を中心に攻め、12番の3pなど得点を取るが、すでにタイムアップの時間が迫る。9対11で2点多くとったが、1Qの点差がそのまま響き62対44で試合が終わった。

2007年 第37回全国バスケットボール大会
           
          Best 16位

3年生の最後の夏が終わった。帰りのバスから空を見上げたら、こんなきれいな夕日が撮れた。

帰りのバスの中、3年間を振り返るキャプテン。
おつかれさま。

みんなで食べる最後の夕食。ようやくみんなに笑顔が戻ってきた。おつかれさま。
明日からは、新チームで朝から練習!!
翌朝になった。朝6時半集合、しかし、誰も集合場所に来ない。ようやく全員がそろったかと思ったが一人足りない?その後、この笑顔できごとが吹き飛ぶ、出来事が・・・・。

帰りのお昼、時間があったので、駅前を選手数人と歩いていると、おいしそうなラーメン屋が!山形味噌ラーメンです。すごくおいしかった!!(やっと最後に時間があり、山形名物を食べられました。)

応援していただいた保護者をはじめとする皆様、ありがとうございました。

2007.8.22

2007.8.23

○姪浜中学 62対44 塩浜中学●

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